fumikotravelのブログ

旅行が好きなアラフォー女子の旅日記です。

ロシア極東の旅④ ~Shkotovo洞窟ツアーに参加~

ロシア極東の旅④ ~Shkotovo洞窟ツアーに参加~

現地のツアー会社に依頼して、ウラジオストク郊外の洞窟ツアーに行ってきました。
ツアースタッフが支払いの為に、打ち合わせも兼ねて、
わざわざ宿まで来てくれることに。
前日の夜に宿のロビーで待ち合わせだったのですが、
時間通りに来てくれました。(意外としっかりしてるのね。)

そして翌朝、やはり時間通りに迎えに来てくれました。
運転手兼、英語通訳の若くて綺麗な女性と、昨日のツアースタッフの男性、
それから、アウトドア好きの元気なおば様、アンナさんと私の計4名で出発です。

ウラジオストクでは中古の日本車がたくさん走っています。
このツアー会社の車もトヨタの中古車っぽいのですが、
フロントガラス下方に横に向かって大きなヒビが、、、大丈夫か!!!?

金角湾をまたがる大きな黄金橋を渡り、どんどん郊外へ向かって行きます。
しだいに建物が少なくなり、森の多くなってきます。
周りの木々はもう既に葉っぱが落ちてしまっていましたが、
てっぺんの方に鳥の巣がある木がたくさん見受けられました。

途中、レストランや売店があるところに立ち寄ってトイレ休憩。
ハンナさんが売店でピロシキを買って腹ごしらえ。
私にも「ほら、食べなさい食べなさい」としきりに勧めてくるので、
ありがたく頂きました。ピロシキ美味しい^^

車に乗り込み再び出発。
周りはほとんど畑や原っぱです。さらに自然の中を車で進んで行くのですが、
内心、心細くなり「本当に大丈夫なのか?」と不安になってきます。
そしてついに舗装された道路をはずれ、オフロードに突入!!!
轍に沿って道なき道を進んでいきます。(更に不安になる)
そうしてようやく車が止まりました。

車を降りると少し向こうに小高い山が見えます。
まさかの、山登り。。。

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てっきり洞窟の入り口まで車で連れて行ってもらって、
中を探索するのかと思っていたのですが、
山のてっぺんに洞窟があるとは思いもよりませんでした。
そして、その前に小川を2つ渡ります。。。でも景色が最高!!!

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薄く雪化粧した山をえっちらおっちら登って、およそ30分後
ようやく山頂付近に辿り着きました。

洞窟は二つあって、それぞれそんなに大きくはないのですが、
とても興味深かったのは、人の顔に見える岩。
古代の人々が削ったものだそうです。
豊作や猟が上手くいくように、子供がすくすく育ちますようにとお祈りしていたそうです。
真っ暗な中、水が1滴1敵したたる音を聞いてると、神秘的な気持ちになります。

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洞窟ツアーで、この地域の地形や植物、動物など沢山教えてくれたハンナさん。
山登り、キャンプやダイビングが好きなスーパーおばちゃんです。
彼女は何度もこの洞窟に来ているそうで、
昔、腰痛に悩まされていた時、この洞窟にきて
「腰痛が治りますように」とお祈りしたところ、
帰りにズッテーンと思いっきり転んでしまったそうです。
そしたら、なんと痛かった腰がすっかり治ってしまったんだとか!
帰る時に小川で水浴びもしてました。
確か気温は2℃位だったとオモイマス…

そして素敵なプレゼントも頂きました。鶴の折り紙です。
彼女の旦那さんが、日本人と一緒にツアーに参加することを知って、
私の為に作ってくれました。

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ワイルドでハートフルな洞窟探検ツアーでした♥

 

ロシア極東の旅③ ~ウラジオストク港へ到着~

午後3時にロシアの極東、ウラジオストク港に到着~。
午前中まで雨だったようで、霧がすごい!!!

デッキに出ると、シベリア鉄道の始発着駅のウラジオストク駅が目の前に。

荷物をまとめてタラップを降りて、いよいよロシア入国です。
日本では、ロシアは「怖い」ってイメージを持っている方が多いかと思うのですが、
私も、税関は超厳しいんじゃないかと思っていました。
が、入国手続きは至って普通でした。
一つ驚いたのは、ウラジオストク港の入国審査官はほとんど女性だったことです。
パスポートの写真と私の顔をよく見比べて、「How old are you?」と英語で質問されただけで
特に何も問題なくパスできました。

晴れてロシア入国です!

旅客ターミナルの中はお土産屋さんが沢山ありました。
昔の懐かしい感じのおもちゃがいっぱい売られていました。ロシアっぽいというかノスタルジックな感じ。

今回の宿は“Gallery and More”というホステル。
1人1部屋で素泊まり¥2,900くらいです。ドミトリー(相部屋)だともっと安く済ませられます。お部屋の中はカラフル~。
街中を観光するのに便利だったのでここに決めました。
アドミラーラ・フォーキナー通りというヨーロッパ調の噴水やおしゃれなカフェが集まる通りに面しています。
11月の中旬だったので水が凍ってしまうのか、噴水はトタンでカバーされていていました、、、

夕食は、スーパーでとりあえず色々買ってみることに。
ロシア語が分からないからどんな味なのか分からない、、、けど、挑戦!
おにぎりはクリームチーズとサーモンが入ってました。けっこうイケる!?
お惣菜のシャケとホヤ(なまこ?)も以外と美味しかったです。

ちょうどこの日は21世紀になってから最大の満月、スーパームーンが見れた日。
ウラジオストクではお天気に恵まれ、とーっても綺麗なお月様を見ることが出来ました。

ロシア極東の旅② ~韓国の東海へ到着~

翌朝9時に韓国の東海港に到着。
大きな工業地帯のようです。
遠くにミニストップが見える!日本にあるものを外国で見かけると、なんだかちょっと安心しますね。

事前にフェリーの受付で東海港で途中下船したいと申し出ると、入国カードをくれます。
私はてっきり、境港~ウラジオストク間の運賃では途中、韓国で船から降りれないと思っていました。
正味3時間ぐらいしか滞在できませんが、なんだかちょっと嬉しいですよね。
他の人たちの旅ブログを拝見すると、タクシーを利用して洞窟巡りなど東海観光が可能する人もいるようです。

 

東海市観光
境港で乗船手続きをした時に初めて知ったので何も何も下調べしてないまま、とりあえずひたすら歩く。
駅前の商店街。午前中だったせいか、レストランはほとんど閉まってました。夜は賑わうのかな?

そして更に歩く歩く。1時間くらいだったかな。カムチュ海水浴場へ到着しました。
シーズンオフだったのであまり人はいませんでした。長い砂浜が続く美しい海岸でした。

レストランでお昼ご飯をとりたかったのですが、時間がなくて
結局、東海港の前にあるミニストップで食料を調達することに。クレジットカードが使えました。
日本から持ってきたおこわと韓国のコンビニで買ったキムチと燻製たまごの不思議なランチ。
またまた、デッキの上で。

午後2時、東海国際フェリーターミナルを出港です。BGMはやっぱり"Sailing"♬
いよいよ次の日の午後にウラジオストクに到着です。

ロシア極東の旅① ~境港から出発~

2016年11月中旬
以前から船で海外旅行に行ってみたいなーと憧れがあって、
そこで思い切って一週間休暇を取り、ロシアの極東ウラジオストクハバロフスクへ行ってきました。

まずは飛行機で鳥取県へ。
米子空港に着くとさっそく「ゲゲゲの鬼太郎」のキャラクター達があちこちでお出迎え。
小さい頃に楽しんでよく見ていたアニメなので気分が上がるっ⤴⤴⤴
時間があまりなかったので駆け足で米子空港駅へ向かいます。重い荷物を抱えてダッシュ!!ぎりぎり電車に間に合いました(;'∀')
でも、空港から駅が近いって本当に便利ですね。電車の中も鬼太郎ワールド満載。
境港駅まで約15分。ここから港まで無料のシャトルバスがでています。
駅から港まで2km程離れているので、シャトルバスの利用がお勧めです。

やっと境港フェリーターミナルへ到着~
大きなフェリーがそびえ立つ様に停泊しています。
さっそくDBSクルーズの事務所で乗船手続きです。受付でチケット代を支払い、諸々の説明を受けるのですが、
なんと、事前に申請すれば韓国の東海で途中下船が出来るとのこと!もっと早く知りたかった。。。

出港時刻も迫ってきたので出国手続きへ。
パスポートを提示して終わり、、、なんと荷物検査はありませんでした!えっ、マジで!!
本当にこれで大丈夫なのか!?と、少々うろたえつつ税関を後にし、いよいよ乗船です!!!

午後7時、灯りもまばらで薄暗い中、ゆっくりと境港を出発です。
BGMはロッド・スチュアートの"Sailing"。。。船旅のわくわく感と同時にちょっとセンチメンタルな気分になってしまいます。

船内はとてもきれいで、既にクリスマスの飾りつけがされていました。 
レストラン、パブ、ナイトクラブ、免税店、小さなコンビニ、ヒノキ風呂、シャワー室等々施設は充実していました。
残念ながら買い物はクレジットカードは使えませんでした。

今回の寝床は二等室の2段ベッドの8人用のお部屋。
私の他に日本人のカップル二人とロシア人の女性二人。


翌朝、早起きしてデッキへ。美しい朝日に心が洗われるようです。

私は航海中の食料を持ち込んでいたので、デッキで朝食をとりました。
ちょっと風が強いけど、海原を眺めながらの朝食は一味違います。